スポーツ界におけるメディカルチェックの意味

メディカルチェックとは、病気の患者を病院で診察するのとは違い、健康診断のように血液検査、血圧測定、尿検査、心電図など、身体の基礎的な検査を行い、自覚症状のない病気や自覚症状があっても病気と思っていない症状を調べる検査のことです。メディカルチェックは運動選手が競技を行う前や移籍交渉をする時に行う身体検査でも用いられており、検査によって病気が見つかり、スポーツ選手の移籍が破談となることも珍しいことではありません。

大きな病気が見つからなくても、血液検査の数値が高いことが判明し、糖尿病などの生活習慣病境界線と診断されることは多く、病気を予防することにつながるため、検査を行うことには大きな意味があります。

また、スポーツ選手の場合は、競技によって必要とされる身体能力の部位は違ってきます。野球選手は肩を酷使するので、肩を痛めやすくなりますし、サッカー選手は股関節の損傷などを起こしやすくなります。また、マラソン選手は膝やアキレス腱の障害を誘発しやすく、水泳選手は耳や目の病気になりやすいという特徴があります。

このように、スポーツ選手は競技の種類によって、身体を酷使する部分が違ってきますので、選手のメディカルチェックでは、競技から発症しやすい病気を念頭に置いた検査が行われます。運動選手は痛みを抱えながら競技を続行する人が多く、無理をして選手生命が危ぶまれる可能性もありますので、定期的行う身体チェックは欠かせません。参考サイト